CSSで枠線を描画 (2)余白の設定
先週に引き続き、今週もスタイルシートを使った枠線の描画方法を紹介していきます。先週までの指定では、内容(文字など)と枠線がくっついてしまい、美しいレイアウトでページを表現することができませんでした。今週は余白を設定し、枠線をデザインとして使用する方法を紹介していきます。

→ 枠線と内容の幅を指定する
 
文字などの内容と枠線の間に余白を設けるには、スタイルシート「padding:」を使用します。「padding:」の値は、「○px」という具合にピクセル数で指定してください。すると、上下左右に指定したピクセル数だけ余白が設けられるようになります。
<DIV align="center">
<P style="border-style:solid ; border-width:5px ; padding:10px">
枠線との余白は<B>「10px」</B>です。
</P>
</DIV>


→ ページに対する余白を指定する
 
『ページに対する余白』を別の言い方で表現すると、『枠線が描画される範囲を指定する』となります。今まではページの左右いっぱいに枠線が描かれていましたが、スタイルシート「margin:」を指定することにより、枠線とページの上下左右の余白を設定できるようになります。「margin:」に指定できる値は、「○px」といったピクセル値、および「○%」(ページサイズに対する割合)となります。
<DIV align="center">
<P style="border-style:dashed ; border-width:5px ; padding:10px ; margin:20%">
ページと枠線の余白は<B>「20%」</B>です。
</P>
</DIV>


→ 枠線内の色を変更する
 
枠線内の背景色は、BODYタグで指定した背景色となるのが普通ですが、スタイルシート「background-color:」を指定すると、枠線内を特定の色で塗りつぶすことができるようになります。「background-color:」での色指定は、「#」を使った16進数RGBや色の名前を利用できます。先週と今週のテクニックを組み合わせると、サンプルにあるような“ちょっとしたデザイン”を手軽に作り出すことが可能となります。試してみてください。
<P style="border-style:dotted ; border-width:3px; border-color:#FF9900 ;
padding:10px ; margin:20% ; background-color:#FFFFCC">
<FONT size="3" color="#CC0033"><B><U>
CSSを使った枠線
</U></B></FONT><BR>
<FONT size="2" color="#333333"><BR>
CSSを使用すると、このようなデザインのコラムを簡単に作成することができます。枠線の形式や色、余白などを上手に調整して、カッコいいデザインを作成してみてはいかがでしょうか?
</FONT>
</P>


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